21階から見えた景色
──PISO 21

【INTODUSK NEWS】
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ライターのWADAです。

INTODUSK NEWSを書き始めてから、著名人を調べることが増えた。普通に生活をしていたら知ることのない彼らのエピソードは、当然フィクションなのにドラマティック。

さて前フリどおり、筆者も知らなかった今回の主役は
PISO 21／ピソ・ベインティウノ


“コロンビア・メデジン出身のラテンポップグループ”という紹介だけでは、ただの肩書きでしかない。メンバー同士が知り合って半年ほどの頃。歌が好きなだけの若者たちが集まり、高層ビル21階の部屋で街を見下ろしながら語り合い、夢に向かって曲を作り始めた。その原点をそのまま 「Piso 21」 としたのだ。成功の裏にあるのは、“青春の焦燥”と“友情の記憶”だなんて、そんな眩しすぎる時間を過ごしてみたかった。


Spotifyでは 月間700万人以上 のリスナーが曲を再生し、YouTubeの総再生数は数十億回を突破。代表曲「Me Llamas」はマルマとのリミックスで国境を越えて広まり、「Déjala Que Vuelva」はリリースからわずか2週間でコロンビア国内ゴールド認定を獲得した。


それでも彼らはスターぶることなく、ファンとの距離を縮める姿勢を貫く。ライブでは観客に語りかけるように歌い、衣装もいまだ地元の友人デザイナーに依頼。派手な成功よりも、自分たちらしさを大事にしてきた。


さらに挑戦は止まらない。2019年にはメキシコのリージョナル音楽とラテンアーバンを掛け合わせた「Pa’ Olvidarme de Ella」を発表。これは「ヒット狙いではなく実験だ！」と彼ら自身が語っている。そして将来的には英語圏アーティストともコラボをしたいと公言。音楽のジャンルも国境も飛び越えようとする姿勢が、ポップグループの可能性を広げさらなる高みへ押し上げようとしている。


21階の窓から見た景色が彼らを動かし続けているなんて、なんて美しい奇跡のストーリーなのでしょう

彼が愛用しているトップスはこちら
＜CHINOS TRACK JACKET＞

TOPの写真(右)の彼が着用している、袖、裾に絞りを効かせたジップアップジャケット。ライトウェイトな質感の良い生地なので、シーズン問わず使い勝手のいい一枚。

CHINOS TRACK JACKET
Chalk
¥53,350

彼が愛用しているトップスはこちら
＜COLLARLESS JACKET＞

たっぷり身幅に太めのアーム、着丈短めのシルエットはもはや定番シルエット。しなやかで柔らかいのにハリのある生地が、デニムには出せないドレープ具合を演出してくれる。

COLLARLESS JACKET
Pitch Black
¥47,300