裏方から主役へ
──Eric Bellinger
──Eric Bellinger
【INTODUSK NEWS】
027
ライターのWADAです。
今回ご紹介するのは
Eric Bellinger/エリック・ベリンジャー
調べていくと、まず驚かされるのは彼の経歴。
Usher、Chris Brown、Justin Bieberといったスターの楽曲を手がけ、グラミーを受賞するほどのヒットを生み出してきた──まさに裏方の職人。けれど、これだけでは終わらない。
2014年にアルバム『The Rebirth』をリリース。翌年には『Cuffing Season』シリーズを2作続けて発表。“恋人が欲しくなる季節”を意味するスラングをタイトルに、恋愛や親密さをテーマに描いたその作品は、裏方から表舞台へと踏み出すターニングポイントに。彼の声はスムースで柔らかく、同時に独特なトーンがある。バラードでもクラブサウンドでも、Eric Bellingerの色があり、オトナでセクシーで心地よい。
Instagramフォロワーは約110万人、Spotify月間リスナーはおよそ290万人。累計再生は15億回超に達し、ただの流行ではなく、長く聴き続けられる“共感の音楽”になっている。2021年には『New Light』でグラミーノミネート。そして最新作『The Rebirth 3』では、パーティの高揚感と親密な時間、その両方を描き出した。
Eric Bellinger──裏方としての技術と、シンガーとしての存在感。
両方を併せ持つ稀有な存在は、R&Bの現在と未来を映し出している。
見た目と声のギャップを是非、聴いていただきたい!
彼がカバーを飾った雑誌
DSRPT. MAG 2025年8月号(Issue 26)
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